インサートナットは樹脂やアルミ合金などの、直接ねじを切っても強度がたもてないような材質へ埋
め込むナット(タップ穴)の 総称になります。用途はそれぞれですが、「インサートナット」の中にヘ
リサートだったり、エンザートだったりが含まれていて 同じような製品でも製造会社によって名前が
違うものが多く存在します。
軽金属、鋳鉄、樹脂など、タップ立てしたままではめねじが弱くて高い締結力が得られません。
インサートを使用することにより、
の高い締結力が得られます。
めねじの破損を防ぎ 強力で信頼性
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製品や構造物において、低コスト・ 軽量化などの要求を満たすためにアルミダイカスト、プラスチックなどが利用されるように なりました。しかし材料の密度が低く、高い締結力のために強いめねじをつくる必要性が求められました。 そして、この需要を満たしたものがインサートナットなのです。
それぞれのインサートナットの違いを見てみましょう!
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エンザートは鋳鉄、アルミ合金、樹脂全般及び木材に広く使用できますが 相手材によりエンザートのタイプを使い分ける必要があります。
各タイプの特長を活かしてエンザートの機能を最大限に利用してください。
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ヘリサート(Eサート)・スプリュー
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※ヘリサート(Eサート)もスプリューもタング有りのコイル型インサートナットです。
軽金属、鋳鉄、樹脂など、タップ立てしたままでは弱くて高い締結力が 得られないものに挿入することによって、ステンレス鋼の転造めねじと なり締結力を増大し、強力で確実なねじ締結が得られます。
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タングレス・インサート
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従来のインサートねじは、挿入後のタング折りが必須でした。 その際ピッチ飛びが起きたり、折り取ったタング の取り忘れが原因で ショートするといったトラブルもありました。 しかしタングレス・インサートはタングが無いので折り取り作業が不要、 挿入後のピッチ
飛びや折り取ったタングを取り忘れる心配も ありません。 作業時間が大幅に削減(56秒⇒7秒)されるため作業効率がアップしコ ストの削減が可能です。
※作業環境やサイズ等でタング有りのE-サートやスプリューも多く使われます。
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